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Un Cafe Sucre(カフェ シュクレ)株式会社

(2017年4月取材)

 心を込めた一杯の珈琲が
 人を癒し、笑顔にしてくれる。
 こんな幸せな仕事は 他にはありません。


 

Un Cafe Sucre(カフェ シュクレ)株式会社
代表取締役
楡井 有子 (にれい ゆうこ)

 子持ちの女性でも きちんと仕事したい。 その決意が全ての始まり。

 1998年、墨田区京成曳舟駅前に自家焙煎珈琲店ミスタービーンズ 曳舟店を開業。そこは畳9枚分ぐらいの広さで、4人も入るといっぱいになってしまうような小さなお店でしたが、間口が広く、駅前でもあったため、道の案内所的な役割を担いながら、毎日たくさんの人が立ち寄ってくださっていたのを今も記憶しております。
 
 当時、私は結婚し子育てをしていたのですが、将来「働きたい」と思った時、先を見据えてできる仕事がないと危機感を感じており、「子持ちの女性でもきちんと独立し、片手間でない仕事を持ちたい」。そんな思いから、起業する決意をしたのが店を始めるきっかけとなりました。
 お店を始めると言っても、何をしても自分はダメダメと劣等感を持っておりましたし、何から始めていいのかわからない状態でしたが、それではダメだと思い、自分で意識して、毎日ポジティブなエネルギーを作り、元気なエネルギーでお客様を迎える、ということをしてまいりました。
 それが功をなしてか、お客様が来てくださるようになり、一杯のコーヒーを通し、いろいろな方と出会うことができました。
 
 ある時は慰められ、ある時は励まし、ある時は一緒に泣いたこともあります。いろんなことがありましたが、そんな日々が人や仕事をもっと好きにさせてくれました。

 珈琲は神様がくれたプレゼント

こんな風に、手作業でコーヒー豆を火にかけながら20分焙煎する。

 

 そして、大切な珈琲について。
 
 最初は焙煎豆を入荷していましたが、途中から手網焙煎を始めたことにより、私の中で珈琲に対する「愛」が生まれました。
 それは、どういうことかと言いますと、珈琲豆は、もともとは「果実の種」です。その種を焼くことで「珈琲」になります。
 コーヒー豆を根気よく20分ほど火にかけていると、種の色が茶色に変わり、豆自体がふくよかになってきます。その瞬間、珈琲のよい香りがふわっと立ちこめます。コーヒーが誕生した瞬間です。
 この珈琲が誕生する過程が私は大好きで、この仕事を一生の仕事にすることにしました。  私はこの仕事を20年、1日たりとも辞めたいと思ったことがありません。ダメダメな私に神様がプレゼントしてくれたのだと思います。

 次の成長のステップ

 

 いろんな方々に来ていただいた駅前のお店は、6年で立ち退きになってしまい、現在の場所に移転。「ロースタリーカフェ Cafe Sucre」をオープンします。
 そのお店では、今でこそたくさんありますが、当時ではとても珍しい、「1杯ずつ丁寧に珈琲を抽出する」というスタイルの店にしました。「曳舟にこんな高い珈琲を飲む人いはない」とまで言われておりましたが、なんとしても良質で鮮度の良い、本当に美味しい珈琲を飲んで頂きたい!そう思っておりました。
 
 そしてもう一つ。女性の私ならではのアイデアで、これが後から功を成すのですが、「珈琲」というと男性社会、男性目線がまだまだ強い時世の中、新しいお店は、「女性1人でも飲める珈琲屋さん」、「女性の感覚を大切にした珈琲が飲める店」。そういう感覚的な部分を大切にするお店にしました。おかげさまで、女性だけでなく、多くの新しいお客様にも好評を得ることができ、お店のさらなる飛躍へと繋がっていきました。

 デカフェ専門ブランド イノセントコーヒーについて (カフェインレス珈琲)

 私のお店は「女性の感覚」を大切にしていたため、妊婦さんに向けた商品を提案したいと考えておりました。カフェインの影響で飲めなかった珈琲を、安心して美味しく飲んでいただきたい。
 そう考え20年前にデカフェ(カフェインレス珈琲)を導入しようとしたのですが、美味しくない・・・。どのようにしてデカフェを除去するのか?だれが作っているのか?情報が曖昧で、疑問ばかり。これでは安心して妊婦さんに提供できません。ずっとどうすればいいかと暗中模索していた中、近年やっと私の疑問を取り除く素晴らしい豆に出会うことができ、カフェインレス珈琲の専門ブランドを立ち上げました。
 
 現在は、珈琲販売だけではなく、デカフェの先駆け人として、企業様やいろいろな店舗様、個人の方向けのセミナーを行ったり、新しいいろいろな製品を販売したり、と仕事の内容もどんどん増えて来ました。
 珈琲が大好きな私だからこそ、カフェインで困っている方にも、こんなに美味しい珈琲もあるのだとお伝えしていきたいと思っております。

 美味しい一杯の珈琲とは

 私の理念は、美味しい1杯の珈琲を作りつづける事。 簡単そうですが、とっても難しい事なのです。なぜなら、種を植えてから、1杯の珈琲になるまで、何一つとして手を抜いてはいけないからです。
 弊社のバリスタ全員がそのような気持ちを持ち、1杯の珈琲を丁寧に抽出しています。その経験と本人の努力の甲斐あり、お店のバリスタが日本チャンピオン(ジャパン ハンド ドリップ チャンピオンシップ 2015年)になることができました。
 私たちは日々、下町ならではの暖かいお客様に支えられ、成長させていただいております。

 軽井沢焙煎所開設の秘話

 
 少しづつお店が大きくなる中で、設備を大きくしていかなければならない時が来ました。  私の墨田に対する思いはひときわで、気持ちの中ではもちろん墨田でその設備を探していました。しかし、墨田ではどこに行っても断られ、場所が見つからないまま約2年の歳月が過ぎました。そのうち天に任せようと思い、声がかかったのが軽井沢。軽井沢はもともと、私が元気がない時にリラックスしに珈琲を飲みに行く場所でもあったのですが、蓋を開けてみると、そこはパン工房とカフェの跡地。私にはもったいないほどの好物件でした。  現地を訪れた時、「今度は私が元気のない人たちに、笑顔を与えてあげられるような場所にしよう」と強く決意しました。

 墨田店に来るお客様は、「いつもいなくて寂しい」と言ってくださり、「私も寂しい」と思う日々もたくさんありますが、「もっともっといい珈琲を作るからねっ」と心に思っています。
 軽井沢焙煎所は、焙煎を拠点とした卸が中心の場所ですが、ショップとカフェも併設しておりますので、軽井沢にお越しの際はお気軽にお立ち寄りください。

 Un Cafe Sucre株式会社の未来

 最初たった一人で始めたお店が今では10人を超える会社になりました。
 この会社は、たくさんの方のサポートや、お店を愛してくださるお客さま、いつもがんばってくれているスタッフ、かけがえのないみんなの家族によって成り立っています。
 まだまだ未熟な会社ですが、珈琲の新しい時代を切り開きたい。そのように思っております。 1杯の珈琲で笑顔を運ぶことが出来たらうれしいです。

 会社概要


Un Cafe Sucre株式会社

 
(ホームページ)

(オンラインショップ)
http://cafe-sucre.biz
 
〒131-0032
東京都墨田区東向島2-31-20
電話 / FAX 03-3613-7551
 
軽井沢焙煎所
〒389-0111
長野県北佐久郡軽井沢町長倉2955-15
電話 0267‐31‐0976

アクセス

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